BIS FAQ
インド(BIS)認証とは?
インド(BIS)認証は、BIS: Bureau of Indian Standards が管轄するCRS:Compulsory Registration Scheme(強制登録制度)のことです。
手続きを行うことで、BIS の登録製品データベースに製品が登録されます。
Tips
BIS 法はスキーム I とスキーム II を含んでおり、スキーム I は ISI マークの対象。
電源プラグおよび電源コードは ISI マークの対象。
BIS対象品目は?
対象となる製品には、情報処理機器やオーディオビデオ機器などの身近な家電品が含まれています。
リチウムイオンなどの充電池は対象です。ポータブル製品に使用されている充電池も対象となります。
具体的な品目
https://www.ps-farm.com/regulation/india/bis-products/
Tips
ポータブル製品とは、固定されていない重量18kg以下もしくは移動の手段を備えている製品のこと。充電池そのものがポータブルかどうかと誤解されることも多いので要注意。
R 番号とは?
登録製品はR 番号で管理されます。
製造工場が複数の場合、複数の申請が必要です。
同じ工場で異なるブランドの製品を製造する場合、複数の申請が必要です。
Tips
BIS マークにはエレメントの表示が必要。
① 規格番号 IS XXXXX-X ② R 番号 R-XXXXXXXX ③ URL www.bis.gov.in
AIR とは?
AIR:Authorized Indian Representative 現地法的代理人のことです。
製造工場のインド国内にある直下の会社 / ブランドに権利を有する会社 / 輸入会社(登録しようとしている製品に責任のある会社)が該当します。
AIR は必要な書類にCountersignature を行います。
AIR の選定に関しては、以前よりも厳密なルールの適用がなされています。
インドにおいてブランド登録されていることが望ましい(ブランド保護の観点)、但し国外登録というオプションも選択可能です。
Tips
捺印は角印等で構わない。印鑑自体に効力の差は無く、捺印すること自体がインドの慣習。
Tips
以前は原紙提出が必須だったが、宣誓書を除きPDFでの提出ができるようになった。
申請の流れは?
申請は、大きく分けて2ステージです。
申請の種類も大きく分けて2つです。
新規登録新規登録 | 追加登録(インクルージョン) |
R 番号が新たに発番される申請 | 既存のR 番号を利用する申請 製品的に新規または類似は問いません。 |
仮申請
↓
申請費用の確定
↓
DD(銀行送金小切手)などで費用を払い込み
↓
申請様式・サイン済み書類のアップロード
↓
登録審査
Tips
CCL(重要部品リスト)変更届けは、いわゆる構造変更申請に該当します。
試験の有無に関わらず試験レポートを添付して届け出る。
↓
ポータルサイトに内容が記録されて終了する。
Tips
ライセンスの有効期間は2年です。
更新に試験は不要で、2~5年を選択できますが年間費用は前払いのため、必ずしも得とは言えません。
FAQ
1 | 工場検査は要求されるか? | 要求されません。 |
2 | 市場抜き取り検査はあるか? | 法的にはその実施は定められていますが、現在実施されていません。 |
3 | 費用や期間は? | 製品に応じてお見積もりとなります。 お問い合わせ下さい。 |
4 | サンプル送付の方法は? (リチウムイオン電池を除く) |
DHL などの国際運送会社をご利用下さい。 DHL はインド国内に配送網を持つため、貨物のトラッキングが可能です。 |
5 | サンプル送付に必要な書類は? | コマーシャルインボイス等の通常の通関書類に加えて、インド通関では下記の情報が必要となります。引き取り手を証明するKYC 書類の発行は試験所にて行います。 【KYC 書類】 IEC Copy / GST Copy / Address Proof/ Authorization letter |
6 | PS Farm が行う業務は? | インド老舗SP との業務提携により ★試験所の手配 ★申請書類の作成 ★AIR 裏書書類へのサイン/捺印の入手 ★電子申請の代行 等を行います。 また、日本円での一括請求のため費用の付け替えや海外送金の手間を省けます。 |
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