(インド)Scheme X 申請ガイドライン スイッチギア ブレーカーIS/IEC 60947-2
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(株式会社 PS Farm:本内容に起因して発生した損害については、その内容如何にかかわらず、一切責任を負いかねます。)
2023年5月9日発行の「IS/IEC 60947-2:2016 に適合するブレーカー(低圧回路遮断機)に関する、製品別ライセンス取得のためのガイドライン」の要約です。(AI翻訳を利用しており要約内容についての精査はできておりませんので、予めご了解の上、ご利用いただきますようにお願いいたします。)
製品特定ガイドライン要約(IS/IEC 60947-2:2016 適合)
1. 対象製品
IS/IEC 60947-2:2016 に適合する低圧回路遮断機が対象です。
2. 製品グループ化(Product Grouping)の考え方
認証を効率化するため、類似する回路遮断機を「製品シリーズ」としてグループ化します。
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製品シリーズの定義:
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共通のフレームサイズ(外寸が共通で、電流定格の範囲を持つ一群)
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Annexure-Iで規定される分類における特徴の独自の組み合わせ
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許容される構造の違い(Construction Break) の範囲内であること
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許容される構造の違い(Construction Break)の例:
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内部通電部の材料、仕上げ、寸法
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主接点のサイズ、材料、構成
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操作機構の基本設計
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消弧装置の作動原理、材料
など、追加の型式試験を必要とする重要な設計変更を指します。
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構造の違いと「みなされない」変更例:
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端子の寸法(沿面距離・空間距離が減少しない場合)
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美的特徴のみの変更(ラベルなど)
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電子トリップユニットの組み込みソフトウェアの差異(性能に影響がない場合)
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通信ポートや表示器の追加・削除(性能に影響がない場合)
など、追加試験なしでライセンス範囲に含めることができる変更です。
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3. サンプリングと試験(Sampling and Testing)
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型式試験の対象:各製品シリーズごとに、最も高い電流定格と最大の特徴を持つ1つの回路遮断機を試験します。
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試験方法:IS/IEC 60947-2:2016 の Clause 8.3, Table 9, 10 に規定される順序と適用性に従って試験を行います。
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試験の効率化:
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試験済みの代表モデルは、同じまたは低い定格の全ての製品バリエーションをカバーします。
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段階的な開発計画がある場合、高い定格の試験は、低い定格の製品もカバーします。
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4. 付表1(Annexure-I):回路遮断機の分類
回路遮断機を製品シリーズにグループ化する際の分類基準を示しています。
分類項目 | 分類例 |
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選択性 | カテゴリA, B |
遮断媒体 | 空気遮断、真空遮断、ガス遮断 |
取付方法 | 固定式、プラグイン式、引き出し式 |
操作機構 | 手動(人力依存/非依存)、動力(依存/非依存)、蓄積エネルギー |
設計/構造 | 開放構造、モールドケース |
絶縁適合性 | 適合、不適合 |
保守の可否 | 保守可能、保守不要 |
電源種別 | 単相AC、三相AC、直流 |
極数 | 1極、2極、3極、4極 |
リリース方式 | 熱動式、電磁式、電子式 |
保護等級 | IPコード(例:IP68D) |
5. 付表2(Annexure-II):追加試験が不要な場合
以下の条件を満たす場合、追加の型式試験報告書なしで、既存の製品シリーズのライセンス範囲にバリエーションを追加できます。
ケース | 追加したい製品タイプ | 条件 |
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A | 絶縁不適合の回路遮断機 | 同じシリーズで絶縁適合のモデルが試験済みの場合 |
B | 設定値が異なるトリップリリース | 最高またはより高い設定のリリースで試験済みの場合 |
C | 取付方法の異なるモデル(固定、プラグイン、引き出し) | より複雑なモデル(例:引き出し式)で試験済みの場合、それより簡単なモデル(プラグイン、固定)をカバー |
D | 極数の少ないモデル | 極数の多いモデル(例:4極)で試験済みで、極の設計が同一の場合 |
E | 異なる種類のリリース(シャント、UV等) | 代表的なリリースで試験済みの場合(メーカー宣言が必要) |
F | 定格電圧(Ue)が低いモデル | 最高の定格電圧(Ue)で試験済みの場合 |
G | 遮断容量が低いモデル | 最高の遮断容量で試験済みの場合 |
株式会社 PS Farm:本内容に起因して発生した損害については、その内容如何にかかわらず、一切責任を負いかねます。
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