• このガイドラインは、包括的技术規則令の別表第三 18項に規定される「半導体コンバータ」の認証ライセンス（GoL） または適合証明書（CoC） の取得に適用されます。

• 製造業者は、BISが定める手順に従い、技術ファイル と適合報告書を提出する必要があります。

• CoCは同一タイプの半導体コンバータごとに1通発行され、製造ロット番号/シリアル番号に限定されます。

セクションB：技術ファイルに提出すべき機械別要件

a) 一般事項

1. 適用されるインド規格：

   • Type A規格：IS 16819:2018/ISO 12100:2010（機械安全の一般原則）

   • Type B規格：包括的技术規則令の別表第二に規定

   • Type C規格：別表第三に規定（IS 16539-1-1/IEC 60146-1-1。Type A/Bと抵触する場合はType Cが優先）

2. 技術ファイルの提出：

   • 変換方式とスイッチング方式に基づくタイプごとに提出。

   • 同一シリーズのモデル群については、代表モデル（リードモデル） の技術ファイルを提出可能。

b) 適合性評価のためのチェックリスト（提案）BISは、以下のチェックリストを提供し、製造業者はこれに基づきリスク評価と適合性を確認します：

Annexure-1：半導体コンバータ向け（IS 16539-1-1/IEC 60146-1-1 [Type C] に基づく）

• 絶縁試験、機能試験、損失・温度測定、保護装置の確認、EMC試験など、半導体コンバータの性能と安全に関する詳細な試験項目がリスト化されています。

Annexure-2：半導体コンバータ向け（IS 16819/ISO 12100 [Type A] に基づくリスク評価シート）

• 機械的危険、電気的危険、熱的危険、騒音、振動、放射線、物質、人間工学、環境など、包括的な危険源の識別とリスク低減措置の記録を支援するフォーマットです。

Annexure-3：半導体コンバータ向け（IS 16504-1/IEC 60204-1 [Type B] に基づく）

• 電源分離装置、感電保護、過電流保護、制御回路、配線方法、マーキングなど、機械の電気設備の安全に関する一般要求事項のチェックリストです。

セクションC：シリーズ/グループ化のガイドライン

• 製造業者は、認証対象とする全てのモデルを宣言し、リスクの類似性に基づいて「モデルファミリー」 を形成できます。

• 各ファミリー内で最もリスクが高く、最大の安全機能を備えたモデルをリードモデルとして指定します。

• BISへの適合性実証は、原則としてリードモデルの技術ファイルを提出することで行います。

• BISは提出された内容を審査し、グループ化を承認、修正、または却下します。

セクションD：表示及びマーキングの要求事項

• 各半導体コンバータは、BIS標準マークを表示しなければなりません。

• 表示には、IS 16539-1-1/IEC 60146-1-1で規定される安全上の指示や情報を含める必要があります。

• 情報は少なくとも英語で表示する必要があります。

セクションE & F：ライセンス及び適合証明書（CoC）の範囲

• ライセンスは継続的生産向けであり、附属書にモデルファミリーとリードモデル、適用規格を明記します。

• 適合証明書（CoC） は単品ロット向けであり、附属書にモデル情報に加え、製造ロット/バッチ番号、シリアル番号、製造年月を明記します。