(台湾) BSMI 「ワイヤレス充電器」市場検査

行政院消費者保護処と経済部標準検験局 「ワイヤレス充電器」市場検査結果 2021-11-19

行政院消費者保護処と経済部標準検験局はワイヤレス充電器の安全性を確認するため、市場で販売されている10件のサンプルに対して検査を行った結果、「品質項目」不適合が4件、「部品照合検査」不適合が1件、「表示確認検査」不適合が3件見つかった。

不適合商品の処分について:
一、「品質項目」不適合及び検査拒否計2件(№4.8)は、「商品検査法」第60条規定により、台湾ドル25万元以上250万元以下の罰金を科し、同法第63条により検査申請義務者に期限を切って回収または改善するよう通知する。
二、「品質項目」不適合であるが検査拒否には至っていない計2件(№3.9)は、「商品検査法」第42条第1項規定により商品検証登録を取り消し、同法第63条第1項規定により業者に期限を切って回収または改善するよう通知し、違反者には台湾ドル10万元以上100万元以下の罰金を科す。
三、「部品照合検査」(外観、内部構造、重要部品を含む)不適合計1件(№9)、その他2件(№4と№8)はオリジナル証書と比較可能な登録資料が無い。この為、№4.8.9も品質項目不適合として前述の通り処分する。
四、「表示確認検査」不適合計3件(№2.4.8)は、「商品検査法」第59条規定により業者に期限を切って改善するよう通知し、期限までに改善しなかった場合は、台湾ドル10万元以上100万元以下の罰金を科し、また同法第42条第2項規定により商品検証登録を取り消す。この内、№4.8は品質項目も不適合となったため、前述の通り処分する

経済部標準検験局からの説明:
「ワイヤレス充電器」は検査実施商品の範囲に含まれているため、検査手順を完了させてからしか市場に投入、販売することができない。消費者の権益を保護するため、市場で流通している類似商品に不合格を発見した場合は、すぐに職員を発見して不合格の原因を突き止め、調査を行い法に則り処罰する。
企業が検査実施商品を販売する際には、消費者の権益を守るために、必ず商品の安全性と表示の正確性を確保しなければならない。消費者は自身の権益を守るためにも、購入した商品が不適合であることを発見した場合は、すぐに企業に問い合わせる。標準検験局は市販の商品が安全に取り引されるために、不適合商品、違法商品に的を絞った監督検査を継続して行う。

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