(中国)CCC実施規則 CCC工場検査の一般要求 CNCA-00C-006

CCC工場検査の基本的な事項を定めています。検査対象場所、検査結果説明、暫定停止解除のための工場検査規則、不適合例などが説明されている。生産場所が複数に及ぶ場合は、工場検査の場所の範囲には少なくとも全数検査と製品銘板及びCCCマークの貼付を行う場所が含まれていなければならない。必要な場合はそれ以外の場所でも検査を実施しなければならない。具体的な工場に対する評価基準(要求)は、CCC実施規則 <工場品質保証能力要求 > CNCA-00C-005において定められている。

 

強制製品認証実施規則
工場検査一般要求

目 次
0.序文
1.範囲
2.専門用語と定義
2.1 工場検査
2.2 指定試験
3.工場検査活動の準則
4.工場検査要求
4.1 工場専用カテゴリ
4.2 工場検査実施の基本要求
5.工場検査基本要求の確定
6.工場検査の形式、内容、及び検査チームの確定
7.生産企業の移転に伴うリスク管理
8.認証製品不合格情報入手後の措置
9.認可書暫定停止解除のための工場検査
10.CCC マーク貼付に関する特殊要求
10.1 生産工程中にCCC マークを貼付する際の要求
10.2 関係方面にCCC マークの印刷、刻印を委託する際の要求
11.工場検査の結果判定
11.1 工場検査結果と不適合項目の分類
11.2 工場検査結果の判定条件
11.3 工場検査結果の告知

0.序文
≪強制製品認証管理規定≫の要求に基づき、工場検査活動において指定認証機関は、製品生産企業の品質保証能力及び生産した製品と型式試験サンプルの一致性等に対し、検査を実施しなければならない。強制製品認証の工場検査活動を規範化し、指定認証機関の工場検査作業実施の整合性を図り、工場検査活動の適確性、有効性を保証するため、本実施規則を制定する。指定認証機関は、本実施規則及び製品認証実施規則の要求に基づき、製品独自の特性と生産加工の特徴、生産企業の分類管理、検査員使用管理等の条件を鑑み、リスク評価の基本を踏まえて、認証機関自らの特徴に応じた工場検査実施計画を確立しなければならない。

1.範囲
本実施規則は、指定認証機関の工場検査活動における組織管理、作業実施、工場検査の結果判定等の活動に適用する。

2.専門用語と定義
≪強制製品認証実施規則 工場品質保証能力要求≫(工場品質保証能力要求と略称する)の中で規定する専門用語と定義、及び下記の専門用語と定義を本実施規則に適用する。

2.1 工場検査
工場品質保証能力、製品一致性、製品と規格の適合性に対して行う評価活動。工場検査の範囲には、製品の範囲と場所の範囲が含まれる。
注意:製品の範囲とは、認証製品を指す。場所の範囲とは、製品認証の品質に関係する場所、部門、活動、プロセスを指す。:認証製品の製造に関わる場所が複数に及ぶ場合は、工場検査の場所の範囲には少なくとも全数検査と製品銘板及びCCCマークの貼付を行う重要ポイントとなる場所が含まれていなければならない。必要な場合はそれ以外の場所(例えば重要製造工程)でも検査を実施し、検査を延長して行うようにしなければならない。

2.2 指定試験
認証製品の一致性、製品と規格の適合性を評価するため、検査チームは生産企業の現場で認証製品を抜き取り、認証の根拠となる規格の中から生産企業の人員が行う試験項目を選択する。

3.工場検査活動の準則
(a)客観、公正、公開、秘密保持。
(b)製品の一致性、製品と規格の適合性を検査の重要ポイントとする。
(c)認証製品及び工場のありのままの姿を入手する。
(d)代表的な検査サンプルを選ぶ。
(e)リスク評価に基づいた工場検査の結果判定を下す。

4.工場検査要求
認証機関は、工場品質保証能力要求に基づき、製品及び業界の特徴を合わせて考慮し、工場検査要求を明確にして、これを公布しなければならない。工場検査要求には、少なくとも工場品質保証能力要求の中にある該当事項を含めることとし、以下の内容に継続的に一致していなければならない。

4.1 工場専用カテゴリ
工場専用カテゴリは、製品の大カテゴリや認証の根拠となる規格シリーズが同じもの、認証製品の品質に影響を与える重要生産加工技術が同じか似通っているもの、また考慮すべき特殊事情等に基づき区分を行う。同一工場に異なる工場専用カテゴリが含まれている場合は、工場検査は別々に実施しなければならない。原則として、製品一致性検査、指定試験、サンプル抜き取り検査、確認検査は異なる工場専用カテゴリをカバーしていなければならない。

4.2 工場検査実施の基本要求
同一認証規則の下、異なる認証機関が認証を実施する製品については、重要部品リスト、重要部品定期確認検査、全数検査、確認検査の要求は一致していなければならない。

5.工場検査の場所の範囲の確定
認証承認前、認証機関は工場検査の場所の範囲について工場と協議し、確定しなければならない。生産企業の実際の住所以外の製品認証の品質と関係する場所、部門、活動、工程については、特に注意しなければならない。認証承認後、認証機関は工場検査の場所の範囲の万全性、適確性を確実に保証することとし、代表的な検査サンプルを選ぶため必要となる条件を提示しなければならない。

6.工場検査の形式、内容、及び検査チームの確定
認証機関は工場検査の具体的な目的に基づき、工場検査の実施形式及びその内容を確定しなければならない。例えば、事前通知を行う工場検査または事前通知を行わない工場検査、工場/市場/使用場所からのサンプル入手について、サンプル抜き取りまたはサンプル購入について、工場検査の項目、各項目の検査ポイントについて、その他製品一致性検査、指定試験、監督サンプル抜き取り等。認証機関は工場検査の具体的な目的、形式、内容に基づき、相応の能力を兼ね備えた検査チームのメンバーを構成し、この検査チームに対し工場検査に必要となる万全で正確且つ最新のものに更新されている資料と情報を提供しなければならない。事前通知を行う工場検査については、現場検査の前に認証機関が生産企業と工場検査の期日を取り決め、工場検査の範囲と計画スケジュールを確認しておかなければならない。

7.生産企業の移転に伴うリスク管理
生産企業の移転については、認証機関が適切かつ必要な措置を取り、以下の潜在リスクを管理しなければならない。
(a)生産条件、人員能力、生産加工技術等の変化がもたらすリスク。
(b)工場の新しい生産現場で生産される製品が、認証を経ずに即出荷、販売されてしまうリスク。

8.認証製品不合格情報入手後の措置
認証製品の不合格情報を入手した場合、認証機関は状況を見て特別検査または調査を実
施しなければならない。:不合格となった原因及び認証製品への影響の度合いを重点的に分
析すると同時に相応の措置を講じることとする。

9.認可書暫定停止解除のための工場検査
品質に関わる問題で暫定停止となった認可書に対し、認可書の暫定停止を解除するための工場検査を実施する場合、認証機関は以下の点に注意しなければならない。
(a)工場が認可書の暫定停止に対する原因分析を完全に行えているかを重点的に見る。
(b)工場が取った措置が製品リコール等の法律法規の要求を満たしているか、同様の問題の再発を防ぐための是正及び是正措置が適切且つ有効に行われているかを重点的に見る。
(c)認可書の暫定期間中当該認可書に関わる製品が出荷、販売、輸入されていないかを重点的に見る。

10.CCC マーク貼付に関する特殊要求
10.1 生産工程中にCCC マークを貼付する際の要求
自動車タイヤ、電線・ケーブル等のように、生産工程中にCCC マークを貼付しなければならない製品については、認証機関は以下の潜在リスクに十分注意し、管理しなければならない。製品の想定外の使用または引き渡しを避けるため、適切且つ必要な措置を講じなければならない。
(a)CCC マークを貼付してから全数検査のまでの間、製品を完全な状態と見做さない。
(b)CCC マーク貼付済みの不合格品。

10.2 関係方面にCCC マークの印刷、刻印を委託する際の要求
自動車照明器具の生産企業がレンズの生産者にCCCマークをレンズ表面に刻印するよう依頼する場合のように、工場が関係方面にCCC マークの印刷、刻印を委託する製品については、認証機関が以下のリスクに十分注意し、適切かつ必要な措置を講じてリスクを制御しなければならない。
(a)関係方面のCCC マーク貼付作業は完全な管理下で行われており、規定の要求に合致しているか。
(b)CCC マークを貼付した不合格品の想定外の使用または引き渡しについて。
(c)CCC マークを貼付した合格品は、生産企業だけに引き渡しているか。
(d)関係方面がCCC マークを印刷、刻印している製品は強制製品認証のリスト内のものか。

11.工場検査の結果判定
11.1 工場検査結果と不適合項目の分類
工場検査の結果は、通常、「工場検査通過」、「書類検証通過」、「現場検証通過」、「工場検査不合格」の4 種類に分かれる。その内、「書類検証通過」は不適合項目があることを示しており、工場は規定の期間内に是正措置を講じ、認証機関へ書面の報告書を提出し、有効であると認められれば工場検査通過となる。「現場検証通過」は不適合項目があることを示しており、工場は規定の期間内に是正措置を講じ、認証機関の現場検証で有効であると認められれば工場検査通過となる。
工場検査の不適合項目は、一般不適合項目と重大不適合項目の2 種類に分かれる。その内、一般不適合項目は、製品認証の品質に対する影響が軽微であると考えられる不適合項目を指す。重大不適合項目は、認証製品の生産製造または検査過程中に重大な品質問題が生じるとする不適合項目と、製品構造、重要部品等が認証承認結果と一致しない等の比較的深刻と考えられる不適合項目を指す。

11.2 工場検査結果の判定条件
11.2.0 工場検査通過
不適合項目なし。

11.2.2 書類検証通過
一般不適合項目に属す。:或いは、「現場検証通過」と「工場検査不合格」以外の状況を指す。

11.2.3 現場検証通過
不適合項目はあるが、製品の一致性または製品と規格の適合性に深刻な影響を与えないもので、具体例として次のもの挙げられる。
(a)構造系統が不適合となる一般不適合項目があるが、製品の一致性または製品と規格の適合性に対し深刻な影響を与えるものではない。
(b)資源、重要部品の品質管理、生産過程の管理、検査等の主要品質ポイントにおいて不適合項目があるが、製品の一致性または製品と規格の適合性に対し深刻な影響を与えるものではない。
(c)その他是正措置が難しい証明書類について書類審査を行うが、製品の一致性または製品と規格の適合性に対して深刻な影響を与えるものではない。

11.2.4 工場検査不合格
構造系統が不適合となる一般不適合項目または各種重大不適合項目があり、且つ製品の一致性または製品と規格の適合性に直接危害が及ぶ場合。具体例として次のものが挙げられる。
(a)指定試験の結果、不合格となった(原則上)。
(b)重要資源が要求を満たさず、製品の一致性または製品と規格の適合性を維持するのが難しい。
(c)製品の一致性に比較的深刻な問題があり、製品が規格要求に適合しなくなる。例えば、製品構造や重要部品の変更により規定の要求に適合しなくなる場合。
(d)認証製品に欠陥があるため、品質の安全性に問題が出る可能性がある場合。
(e)認証製品の変更による一致性の管理が効果的に行われていないため、製品の不一致が生じ、品質保証能力が系統的に失効してしまう場合。
(f)認可書の暫定停止期間中に工場が是正措置を取らなかった、或いは是正後も不合格となってしまった場合。
(g)CCC マークまたは認可書を違法使用する。
CCC マークまたは認可書の違法使用には主に次のものがある。:CCC マークまたは認可書の偽造、変造、賃貸、貸出、無断使用、売買、譲渡、及びCCC マークの盗用。認可書が取り消されたまたは暫定停止になったことを知った後もCCCマークまたは認可書を引き続き使用する。CCC 認可書を取得していない製品に、故意にCCC マークを貼付する。その他CCC マークまたは認可書を違法に使用するもの。
(h)工場が詐欺や賄賂等の不正手段を使って認可書を取得した場合。
(i)その他、製品の一致性または製品と規格の適合性に直接影響を及ぼす重大不適合項目。

11.3 工場検査結果の告知
工場検査の結果判定が「書面検証通過」または「現場検証通過」となったものについては、認証機関が検証結果を即時生産企業へ告知しなければならない。認証機関の判定が出た後工場検査の結果に変更が生じた場合は、認証機関が即時生産企業へ告知しなければならない。

原文:http://www.cnca.gov.cn/zw/gg/gg2014/202008/t20200811_61165.shtml

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